人気ブログランキング | 話題のタグを見る

宇宙海賊GO

 2013年9月27日、昭和町TOHOシネマズにて。




鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~
 なんでいきなり甲府の宣伝?甲府市も出資してたのか。ならもうちょっと市役所も気合入れて宣伝すればいいのに。仕向け地別仕様ってわけじゃないよね?ちゃんと甲府市役所が他のスポンサーと「協賛」に名を連ねてる。でもこの映画でこんな紹介のされ方しちゃうと島根・鳥取に並ぶ「忘れられた県」認定みたいに見えちゃうのは気のせい?(苦笑)
 バジェットシステム健在。「吉田」違いで吉田照美が喋ったり、ネマール星人の母艦が登場するといきなり「残り予算」ががばっと減るのが見える。今回はゲージが画面上方に横断していて長い。
 それにしても、このキャラで、この設定で、ここまでドラマチックに2時間たっぷり魅せてくれる蛙男は尽く尽く凄いと思う。
 タイトルの命名権も売って予算にするのがシリーズの伝統らしい。そしてちゃんと本篇内でも扱って辻褄を合わせてくれる。観客にもスポンサーにも誠意ある映画だ。偉い。

キャプテンハーロック
 英語タイトルには"SPACE PIRATE"って書いてあるけど邦題は「キャプテンハーロック」だけなのね。ハーロックってちゃんと読んだ事ないけどこういう話なの…原作者が承知/納得してるならいいのか。
 CGで実写風にするにしても、まだまだ実写そのものと見紛うまでは作れないのだろう。勿論技術的にはもっといけるのだろうが「不気味の谷」に落ちないよう配慮した結果、かつてのFFに近い印象に踏み留まったように見えた。怒られるかも知れないが「蝋人形で『Oh!マイキー』」が落としどころであったか、という感想。
 ハーロックとミーメはあれで客を呼べるなら興行的にはアリなのだろう。どちらも饒舌キャラではないから、ケンシロウ程度にアリ。ラオウまでいくとナシ。あとはしっかり固めてくれてたし、引っかかる事なく観られた。
 妙にカッコよくなってしまったヤッタラン副長が某東京幻堂のオヤブンに見えて仕方なかった。無精髭だろうとお腹が丸かろうとカッコいい漢はいるのだ。なんか彼の雄姿を見られただけで観てよかったと思えてしまった。おっさんに生きる勇気をくれる2013年版ヤッタランに乾杯。
 以前"SHORT PEACE"のタイコモチ番組で荒牧監督が「なんでCGで?」という問いに「自分の得物で戦った」みたいな返答をしていた。説得力を感じた。その質問はむしろ彼を起用したプロデューサに向けられるべきなのだろう。「アップルシード」や「エクスマキナ」はアニメ絵だったけど既にフルCGだったのね、言われてみれば。そしてプロフ見たら「モスピーダ」や「ガサラキ」のメカデザインした人だったんだ。彼の作った「スターシップ・トルーパーズ」観てみたいな。
 ハーロックって最初にアニメになったの1978年なのね。まだ高校生だよ。三田寛子主演のドラマで東京乾電池の役者がカブリモノで「キャプテン・キーロック」「ウレテルマン」「ハデオン」なんてやってたのはもうちょっと後の話か。


 今回はたまたま同じ7番で、同じ席で観た。デジタル上映になって上映回毎に違う部屋とか違う作品とか自在にできるようになったのはいいが、毎日タイムテーブルが違うのでうっかり「今日」のテーブルで明日の予定なんか立ててしまうと酷い目に遭う。これはこっちが慣れるしかないのか。
 数日前に「ウルヴァリンSAMURAI」とか観てるけど、mixiとかでさらっと触れてしまったのでここではパス。面白かったよ。
名前
URL
削除用パスワード
by sompi1 | 2013-09-28 03:42 | レヴュー | Trackback | Comments(0)