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お座敷ロケンロール!

画像:銘版
 湯村温泉「旅館 明治」のご主人、窪田氏が、ある日唐突に「あ、ロックバンドやりたい」と思い立った。
 そして仲間を集め、バンドを組んだ。




 自分で歌を作り、集めたバンドをバックに自ら歌う。最初のステージは勿論、旅館明治の大広間。宴席にも使う広間なのでちょっとした舞台もある。2月には第3回山梨文学シネマアワードの受賞作品「サウダーヂ」の上映会を行い、5月には湯村温泉観光大使の山岸恵美子さんが太宰治の朗読会を催した会場でもある。今度はここでロックバンドのライヴをやろうというのだ。稽古風景はこんな感じ。
画像:稽古風景
 今日初めて現場で音出しをして、日中なら付近に迷惑もかかるまいと判断し、

11/24(日)14時開催

と決まった。持ち歌だけでは1時間分もないので、メンバーが参加している別のバンドも招いて2組合同でトータル1時間ぐらいにしようという話になったが、その「別のバンド」もこれから都合を訊くらしい。この機動力には感服する。

 窪田氏はその日のためにと折角パワードスピーカやらミキサーやら買い込んだが、60畳の広間はロックバンドが演奏するにはそんなに広くなく、ドラムは生音で充分、ギターもベースも各プレイヤー手持ちのアンプで充分な音量が取れるという事から、用意したミキサーとパワードスピーカは自分(ヴォーカル)専用となった。
 ハウリングを逃れるためスピーカをぐっと前に出したらヴォーカルもどうにか楽器の大音量に埋もれない音量まで上げる事ができた。リアルタイムに細かい調整は必要なさそうなので、セッティングが済めば本番ではミキサーの前にいなくてもよくなるかも知れない。
 マイクは会場備え付けのカラオケ用を使っていたが、僕の持ち込んだベリンガーの2千円のマイクを試してみたら、売り文句に偽りなくタッチノイズが少なくてイイという事になり当日もこれを使おうという事になった。

 それにしても、ロックバンドの音ってのは凄いね。漫然と身体を曝していたらたちまち難聴になりそうだ。しかししばらく聴いていたら「身体で聴く」という体験はちょっとキモチよくなってきた。同年代の窪田氏の作り出す歌はロックというよりはGSを思い出させる懐かしさがある。

 基本「仲間内のお披露目」のつもりでおおっぴらに宣伝はしないみたいだけど、お座敷ロックを聴いてみたい人は旅館明治に問い合わせてみるといい。入場料は取らないらしい。
 そう言えば、バンド名も未定らしい。とりあえず今日のところは「69AMAZING(仮)」となったが、当日何と名乗るのかは未定のまま。
Tracked from そんぴの近況 at 2013-11-25 03:13
タイトル : お座敷ロケンロール、本番
お座敷ロケンロール!にトラックバック。  11/24、旅館明治のご主人、窪田氏が結成したバンド「69AMAZING」(←「仮」は取れたらしい)の演奏会が挙行された。特に宣伝もせず、仲間内で都合のついた人だけで、ごくウチウチのお披露目であった。  たまたま多少電気の知識があるという事でPA周りの手伝いをする事になったのだが、ミキサーにつなぐのはヴォーカル/コーラス用の3本のマイクのみで、楽器の音はそれぞれ直接音でやる事になった。そのため、事前にセットしてしまえば本番中はノータッチで、僕は基本客席...... more
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by sompi1 | 2013-11-04 19:05 | 催事 | Trackback(1) | Comments(0)