2013年 12月 06日
イヤホンマイク
いつものAUショップに利用料金の払い込みに行った。古株のお姉さん(僕ぐらいの歳の奴から「おばさん」呼ばわりされたら気の毒かな、ぐらい)が対応。
「お客様もう長いですよね。湯村にあった頃からですもんね」
「最初に買った時はまだIDOでしたよ」
「それはそれは、長期間のご利用ありがとうございます。そう言えば一度大変なご迷惑をかけた事が。あれは…talbyでしたか」
「あぁ、ボタンの字が読めないって一件ですね。その後talbyから今の携帯に変わる時の方がよっぽど大迷惑でしたよ」
「まぁ、そんな事が。申し訳ありませんでした」
「携帯に望む事はたったひとつ『畳まない』それだけなのにそれすら叶わないで、結局厚いわ重いわキーボード狭いわ、いいとこなしのこんな携帯を買うのに南甲府まで出向いたんですよ」
敢えて「ぜってーここで買いたくなかった」とまでは言わなかった。察してくれ。
この店オリジナルのサーヴィスとして、料金払い込み時にスタンプを押してくれる。スタンプ10個でいっぱいになるとアクセサリに交換できるのだが、これまで殆ど使った事がなく、たまる一方。ふと、イヤホンマイクに思い至った。
僕は基本的に携帯端末を直接頭に押し付けるのが嫌で、携帯開始当事からずっとイヤヘンマイクを使ってきた。バイクの時は耳につけておけばヘルメットを脱がなくても電話に出られるというのが最初の動機だった。イヤホンをしたままヘルメットを被ると安全確認に支障があると指摘されたが、強力な電波を出す本体(のアンテナ)を頭に押し付けるのを嫌って、ずっとイヤホンを通してきた。実際のところどうなのかはわからない。耳の穴というのは頭蓋骨にも穴が空いているわけで、そこに有線でイヤホンを挿入する事により端末本体から頭蓋骨を通してより遥かに[効率よく]強い電波が脳に届くという説もある。まぁ、その人柱にぐらいはなってやろうと思った。
しかし。百円ショップ「セリア」で買ったイヤホンマイクはマイクの感度が低くて相手に声が聞こえ難い事が指摘された。それで以前具合のよかった「ダイソー」の(これは105円では買えなかった)を買おうと何軒か回ったのだが、どこにもなくて仕方なくここんとこしばらくイヤホンなしで使っていたのだ。僕が携帯端末を直接耳に当てているのを見て驚いた人が何人かいた。イヤホンマイクは消耗品なので高価な製品は使う気がなかったのだが、使い道のないスタンプカードがたまっているのなら金額的に割に合わなくても純正品を持つのもアリかと思い至ったわけだ。携帯を顔に押し付けると画面が脂ギッシュになる事もよ~くわかったし(苦笑)。
ところが。スマフォ移行に余念のないAUショップには既にガラケーのコネクタに直接つながるイヤホンマイク自体が存在しないのだった。そういう事はスマフォでezweb使えるようにしてからやれよ。そのおかげでこちとら未だにガラケー使わなきゃならないってのに。
「プラグアダプタを介せば現行のイヤホンマイクがつながるのですが…」
このプラグアダプタのコネクタがイヤホンマイクよりでかい。
「平型旧プラグとミニプラグの両方が挿せるようになっていまして…」
「それでどっちにも使えない製品作ってどうするの。とにかく携帯はすべからず『使う』事を前提に設計されてない。第一このイヤホンをつなぐコネクタのキャップ見て下さいよ。これイヤホンつないだままポケット入れたらどうなると思う?」
ちなみにAUの名誉のために書き加えておくが、これは百円ショップのイヤホン。AU純正のアダプタはコードが上側に出ていた。正直、何の解決にもなってないけど。
たまには苦情も聞いてやる、というのも接客業の大事な仕事だ。このお姉さんがとりあえず聞くだけ聞いて、そこそこ頭を下げた事で10年超の
イヤホンマイクの続き。 使用開始から2年余り。そろそろ電池がへたってきて、ちょっと長電話すると夜にはインジケータが1本まで減ってしまうようになった。 新しい機体の操作を覚えるの大変だし、それ以前に「畳まないガラケー」は絶滅してしまい今や新品はクラムシェルしか選択肢自体がない。なので必然的に今の携帯端末を継続使用せねばならぬ。 とて、電池を購入した。長年溜め込んだスタンプカードを今こそ使う時。しかしこのカード、1枚千円分の商品券扱いなのだが「お釣り」は出ないのだそうだ。なんか悔しいので端...... more