2016年 02月 18日
ライト・コロンビア
と言って、実はライトだけでなくミディアムローストも買った。いつもならライトとシナモンなのだが、コロンビアはやや深めに煎ってコクを出すのだという教科書的解説を確かめるべく、いつもより1段深い焙煎を試す事にした。奇しくも、ターキー式を部分的ながら採り入れてから、マイルドカルディのタール臭さを激減せしめる事に成功したので、少し深めに手を出す気になったというのもある。
ミディアムと言えばまだ「中煎り」である。しかも問屋のミディアムは世間的にはやや浅い方だと思う。これを「深め」と呼ぶ段階で既に世間からかなり乖離しているのだが、世間は世間で好きにやってくれればいい。僕が自分のために淹れるコーヒーは僕にうまいかだけが重要なのだ。
果たして、簡易ターキー式で淹れたミディアムは、結構うまかった。これまで迷わず熱湯を注いでズシンと重い強烈な酸味に苦しめられてきたのが嘘のようだ。熱湯を注ぐと苦味多めになると思っていたが、酸味も出ちゃうのか。じゃどうして温度でバランスが変わるんだ。
これこそが正しい(RIGHT)コロンビアなのかも知れない。珈琲道の中では基本中の基本みたいに言われるコロンビアを、珈琲暦40年にしてやっとまともに淹れられたのか。この分だと初心者を卒業する前に人生を卒業しちまうかも知れない。奥が深いぜ。
読み方が別なのを聞いた覚えがあるがこれだったか?パイオニアのような気がしていた。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070919/kenwood.htm
私もコロンビア・スプレモ買いました。ライトとシナモン。
当然、いつもの淹れ方(少し蒸らしてみた)ですが、どちらも好きなタイプ。
簡易ターキー式などと言ってないで、自分の淹れ方を確定したら?所詮温度と量だけだし。
>珈琲暦40年にしてやっとまともに淹れられたのか。
今まで「無策」だったと思うのは私だけ?
コロンビアはスペイン語圏じゃなかったかな。
無策>
「形」からのアプローチをしてきました。師匠のやっていた事をいかに再現できるか。理論的に解析できていない部分は独自のアプローチに進めませんでした。
30年前の記憶だけが頼りですから、既にオカルトの領域です。