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ゴジラvsデストロイア

入り口の立て看板
 「2008やまなし映画祭」の一環で「ゴジラ復活祭」と銘打って「ゴジラvsデストロイア」が上映された。事前に往復はがきで申し込んで整理券を貰うという手順で面倒だったが、監督とプロデューサが来るというので従った。
 13年前に観た時はSFと言うにはあまりに拙くてガッカリしたし腹も立ったのだが、今観ると「まだマシな方」と思えてしまうのはあまりにも情けない事だ。

 東宝にはこれからもゴジラ映画を作って欲しい。だから二度と「終わり」だの「ファイナル」だのと嘘はついて欲しくない。そんな話をしたかったのだが残念ながらそれが可能な程二人の滞在時間はなかった。
 折角この作品の監督が来るのなら世代交代の機会に人間に育てられた新しいゴジラが人間とより親和した新展開も可能だったのに何故敢えて先代と同様の「ゴジラ」になる演出を選んだのかも訊きたかったのだが当然それも叶わなかった。

 「ファイナル・ウォーズ」はお祭りとして、遊びとして、とても好きな作品だった。その後に「まだ作る」以上はせめて再びガッカリさせないゴジラを望みたい。

 「オキシジェン・デストロイヤー」って「酸素を壊す」んじゃなくて「酸素で壊す」んだね。今更だがやっと話がつながった。しかし「先カンブリア紀の酸素のなかった時代の生物」じゃなかったのか?…そういう低水準のツッコミ所は不要でひとつ。
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by sompi1 | 2008-11-03 22:49 | レヴュー | Trackback | Comments(0)