2008年 11月 16日
第13回まつもと演劇祭
機動新世紀「もあもあ」>
劇団猿ロマン。
ガンダムの世界を背景に繰り広げられるバカで元気なニュータイプ喜劇。突き抜ければくだらなさもこんなにキモチいい。コアなガンダムファンにはお薦めしかねる一品(笑)。
手作り映像コラボでアニメっぽさを出すのに成功していた。最後に何の脈絡もなく「晴レ晴レユカイ」を踊ってくれた。生で踊るのかなりしんどかったと思う。お疲れ様。でも本当に脈絡なかった。ファーストガンダムと両方現役なのはかなりディープなマニアだ。そんな皆さんに訴える作品になっていたかと言うと疑問…じゃねーな。マーケティングは皆無だ(笑)。でもバカで元気でおおむねOK!
無明と愛染>
Godsound+Studioend。
元android nude poseの齋藤&萩原タッグの新作。人形劇だったりミュージカルだったり、なんかいろいろ境界線を踏み越えた感。物理的な「近さ」もあって圧倒された。
相変わらずの、いや更に輪をかけた不思議空間。「狭さ」を利した雰囲気作りはいつもながらさすが。わけもわからぬままぐいぐい引き込まれていく。そして抜け出せない。
松本の演劇事情は元気だ。斎藤氏がこっちでやりたいと思ったのは単に彼女の地元だからだけではない気がする。
帰宅後追記:
齋藤綾乃氏が審査員特別賞[女優賞]を獲得!
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