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CLOVERFIELD

 なんか、いろいろツッコミ所満載の映画だった。BWP(The Blair Witch Project)のスタイルで怪獣映画という着眼点は安直だがアリだと思う。とかく怪獣映画というと怪獣目線の映像(関係者の間では「神の視点」と呼ばれているらしい)が多く、逃げ惑う人の視点で終始通すという作品は稀有だと思う。「大怪獣東京に現る」とかは怪獣出てこないらしいし。しかし、先行してBWPが在るせいで演出上のツッコミ所を大量にちりばめられたこの映画は臨場感という点ではちょっと視点がヒけてしまった感は否めないのがとても残念だ。二度と同じ手は使えないというのに。いやね、凝ってたんだよ、いろいろ。その「凝った」部分で失敗されちゃうとどうしても退いちゃうんだよね。
 でも、そこそこ迫力はあった。劇場に足を運んだ事に後悔はない。ただここまで情報を隠蔽する必要があっただろうか。もうちょっと知らなかったら行かなかったよマジで。
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by sompi1 | 2008-04-18 23:28 | レヴュー | Trackback | Comments(0)